女性部門デ・ナシオンいよいよ始まる。1年に1回しか出会わないライバルも多く、戦況はなかなか読めない。1年の間に腕を上げたライダーもいるし、いまいち成長していない選手もいる。去年はひとり負傷するまではスペインが無敵だったが、きのうの世界選手権の走りっぷりとリザルトを見る限り今年のスペインは去年の勢いはないようだ。やはりスペインでの開催が去年の絶好調のゆえんだったか。逆に、去年は主力のイリス・クラマーを負傷で欠いたドイツが粒が揃って好調そう。レディースの強豪はその他、イギリス、フランス、ノルウェーが強い。トップ6のしれつな戦いになるはず。日本は主力萩原真理子が病みあがりとモトクロス活動でトライアルからはご無沙汰。きのうはバランスの悪さをそこここで見せていた。ただ、最後になってだいぶ感覚も戻っているようなので、きのうのリザルトより好結果も期待できそう。今回は高橋摩耶が大きく成長していて、その点も楽しみ。西村亜弥は去年の参加でトライアルに目覚めたようで、練習も積んできたが、きのうはちょっと空回りした感じ。真理子に勝ったところは多かった。さて決戦の結末やいかに？
