Pictures by: Santi Diaz (SoloMoto)
ついに4ストロークのオオトリが姿を現した。ガスガス4ストローク・プロトタイプが公開されたのはミラノショー(イタリア)。
詳細はまだ不明なので、写真を見て想像をふくらませてください(11月10日追記)。
4ストロークなのに、点火プラグがシリンダヘッドのてっぺんについている。
4ストロークなのに、ずいぶんとエンジン高が低い。左側から見たりすると、2ストロークにしか見えない。
キャブレターがよく見えない。
吸気ポートが下向きに出ているように見える。
フレームは、2ストロークのガスガスラインアップとよく似ている。
などなど。さて、どんな仕様のエンジンなのか、発表が待たれるところ。
TodoTrial
と、スペインのTODO TRIALにこのエンジンの内部構造と解説がのっていました。
正解は、サイドバルブのフューエルインジェクション。モンテッサとベータは4バルブのSOHC、スコルパはDOHCの5バルブ、たいしてガスガスは2バルブのサイドバルブです。思い切ったものだ。
そのおかげで、ここで発表されている車重は71kg。2ストロークに比べて2kg増にとどまっていると記されている。
意外なのはクラッチシステムが従来のタイプに戻っていること。Proで採用した軽量化に寄与する画期的なクラッチシステムは、モデルが熟成するごとに安定性を増してきたのだが、ちょっと残念な気もする。トランスミッションが従来型か、Proと同様の5組しかギヤのない6速なのかは不明。
排気量は“だいたい300cc”となっている。250cc以下のモデルについては、もちろん現時点では出るのかでないのかを含めて、不明です。