6月28日、MFJは2024年トライアル・デ・ナシオン（TDN）に出場する日本代表選手と参戦体制を発表した。
代表選手は
・小川毅士
・廣畑伸哉
・黒山陣
小川は37歳のベテランだが、廣畑は19歳、黒山は15歳。これは藤波貴久、田中太一以来の10代選手の代表選出となる。
アシスタントはTDNの規定で1チームに2名つくことができる。これには全日本では黒山健一のアシスタントを務め、先日のアンドラGP、イタリアGPでは黒山陣のアシスタントを務めた黒山二郎と、廣畑のアシスタントであるJordi Ramone（ジョルディ・ラモネット）の二人がつく。そして監督兼戦略マネージャーに藤波貴久という布陣は昨年同様だ。団長は小谷徹が務める。
今年のTDNは9月20日〜22日、スペインのPobladura de las Regueras（ポブラドゥラ・デ・ラス・レゲラス）で開催される。この会場は、藤波が引退した2021年の最終戦として組まれていた会場だ（実際には、その後Portugalでの最終戦が追加開催され、それが藤波の引退試合となった）。
日本チームは2019年までは断続的にトップクラスにエントリーし、最上位は2位（2019年、2016年など）。藤波の引退に伴い、2023年からクラスをインターナショナルトロフィークラスとして、2023年は小川友幸、小川毅士、氏川政哉の3人体制で見事優勝を飾っている。2024年は、さらに若返りをして新生日本チーム第一弾として、その実力を世界に問うことになる。
2024TDNfromMFJ
2023年インターナショナルトロフィークラスで優勝した日本チーム。
