春になったと思ったら、いきなり夏日です。トライアルGP日本大会はちょっとしか暑くなくて、よかったよかった。

近畿大会も中止に

またまた残念なお知らせ。延期されて、10月10日に開催予定となっていた全日本選手権近畿大会が中止となることの発表があった。これで、残る開催は東北大会と中部大会の2大会となる。

オリンピックの開催前まで、2021年の全日本選手権は全戦開催の予定で準備が進められていた。一部、予定を延期して開催の運びとなっていた大会はあったが、今年はなにがなんでも全戦開催を目刺し調整が行われていた。

しかし北海道大会が中止になると、岡山の中国大会も中止の発表がなされ、感染者数もうなぎ登り、感染しても病院に入院できずにそのまま症状悪化を待つだけというとんでもない状況になってしまった。からだ自慢の千葉真一も、ワクチン未接種のまま死んでしまった。

いったい、日本はどうなるのだろうと思っていたら、パラリンピック開催のさなか、この発表があった。

近畿大会は、昨年はやはり11月に延期となって、最終戦として無観客で開催された。今年も無観客でなら開催は可能かとも思われたが、感染拡大は去年とは比べ物にならない勢いで進んでいて、開催中止もやむなし、という決断となった。

残る東北大会と中部大会はどうなるのか、もちろん今のところは開催の予定なのだが、こればっかりは開催されてみないとわからない。スポーツランドSUGOでの東北大会は、昨年は開催されている。中部大会は昨年は中止となっているが、これはコロナ禍による中止ではなく、台風の接近を恐れてのものだった。本来なら、無観客ではあるが、開催ができていたはずだった。

昨年の開催は全4戦だった。今年はここまでに2戦が開催されている。東北と中部が開催されれば昨年同様の4戦になる。中部大会では、全日本選手権の開催数現象対策として、土曜日・日曜日の2日間制が検討されているということだ。タレが実現すれば、2021年の全日本選手権は全5戦ということになる。だが土曜日からだと参加できない選手が出るのではないか、オブザーバーやスタッフは日曜日動揺に確保できるのか、等、解決しなければいけない問題も多い。もちろん、両大会とも、開催が100%保障されているわけではない。今後の感染拡大状況が見守られる。

東北大会は10月31日、中部大会は11月14日開催の予定となっている。

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