全日本開幕前夜
3月14日、いよいよ全日本選手権が開幕する。
大会については2月20日の記事をご参照ください。
真壁トライアルランドの場所はこちらをご覧ください。
セクションを構成した成田匠によると、勝負どころは5セクションと6セクションとのこと。セクションの難易度にはメリハリをつけてあるので、華麗にクリーンができるところとライダーが攻略に苦しむところのコントラストが楽しめるはずという。勝負どころという二つのセクションはマニア向きということで、誰にでも分かりやすいのは、やはりふたつのスペシャルセクション。こちらも、ひとつめは時間ぎりぎりの後半にむずかしいポイントが待ち受けているという。
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開幕戦を翌日に控えて、国際A級スーパークラスのライダーに、開幕戦にかける意気込みを聞いてみました。12人ずらり登場です。
<Posted in 10.03.13(
10.03.16 Mod.)>
1
黒山健一
Team 黒山レーシング・ヤマハ
黒山健一と10年型TYS250F。トリッカーの面影!
去年に比べてケガが多いシーズンオフで、手術もしたので不安材料が多いシーズンインになったんですが、いまのところ、からだも動いているし、問題なく、トレーニングもこなせてきています。あとは本番当日、集中して走れればいいと思います。勝ってやるぞという気持ちは、毎年、別にないんで、自分のベストを出せれば、結果はあとからついてくると思ってます。試合の時に、いかにベストコンディションに持っていけるかが問題なんで。ここは去年負けてるんで、今年は勝っておきたいなと、ちょっと強い思いはありますね。
2
小川友幸
HRCクラブMITANI
今年は去年より花粉症が楽でいいです。基本的には、去年と同じ体制で、同じ市販車ベースのマシンで戦います。ただマシンを作り上げるについては、かつてなくいい状態に仕上がったと思っています。からだも、いいんじゃないかと思います。腰のトラブルもないし、去年やった指も、シーズンオフに1ヶ月半くらい乗らずに置いておいて、まずまず問題なく回復していると思います。ここは去年勝てた場所でもあるし、開幕戦は大事ですので、まず、しっかり乗りたいと思います。
3
野崎史高
YSP京葉レーシング
今年は、とにかく一番しか目指していません。今年は例年になく体調がよくて、本当にものすごくいいので、空回りしないように気をつけます。ずっと、腰痛に悩まされていて、腰痛なんてなおるものではないと思っていたんですが、スポンサーさまの協力でトライしてみたことが、自分でも驚くような効果があって、本当に調子がいいんです。マシンも、大きな仕様変更はないもののいい仕上がりにできあがっているので、明日が楽しみですね。
4
小川毅士
WISE BETA RACING
ベータは、最初はチームMITANIの中で乗り換えるという話で始まったんですが、話を進めていくうちに、チームも移籍しての今シーズンになりました。まだベータへの乗り換えは、完璧じゃないですね。ぼくはホンダに乗ってるときから思いきりホンダ乗りで、面で走る感じでした。ベータに乗ったら、もっと合わせて乗れと小川さんとかに言われるんですが、でもこれしかできないし。ぼくが乗れているというウワサがあるみたいですが、乗り換えにてこずっているわりには、という注釈つきじゃないですか。マシンは、フューチャーと比べて1kgか2kg軽いんですが、重量配分とかで、乗った感じはもっと軽く感じます。
5
渋谷勲
HRCクラブ ぱわあくらふと
このシーズンオフはずっと大阪にいて、乗り込みをしました。本番車ができあがってきたのが数日前なんで、それがちょっと不安なんですが、でもマシンの出来上がりは満足いけるものなので、いい試合ができればと思います。4ストロークは、まだ完全に慣れきってはいません。ちょっとしたときに、2ストロークの乗り方が出てくるんですね。からだの動きが早くなっちゃうんです。今年は優勝を狙いたいですが、でも自分の走りがしたいと思います。去年は自分の走りができたようなできなかったようなところがありましたから。
6
田中善弘
WISE BETA RACING
今年は調子がいいですよ。チームとマシンも2年目になるし、いい感じで乗れています。小川毅士もやってきて、一度いっしょに乗りましたけど、同じマシンでこういう行き方があるのかという観察もできましたし。いい気持ちでシーズンを迎えていますよ。
8
柴田暁
HRCクラブMITANI
いい感じで仕上がってきていると思うんですが、ここ1週間くらい、風邪を引いてしまって、それがどこまで影響するかなというところです。だいぶ回復してるんで、なんとかなるかと思います。スーパークラスのセクションも、だいぶ走れるようになってきているという感触もあるので、今年1回くらいはどうしても表彰台に上がりたいなぁと思ってます。
9
斉藤晶夫
HRCクラブMITANI
オフシーズンに、自分のライディングの根本的なところを見直すことができたので、いい感じになってきています。菅生が終わってバイク乗り換えて、ライディングフォームとか重心位置とかを考えながら乗っていたんですけど、すごく学べたという実感があります。そういう成果がきちんと出せれば、上位も狙えるかなという期待はあります。マシンもフューチャー300で、このパワーを使えれば、楽しみですよ。
10
西元良太
YSP京葉Racing
がんばるしかないですね。そんな中で、シーズンオフに取り組みを変えてきたので、それが走りに出せればいいなと思ってます。練習環境も変えてきました。まず、自分の闘争心をかきたたせるような練習と、あとは体力トレーニングに力を入れました。体力はがんばればがんばるほど身につけられますから。今年はライバルが多いですが、やはりスーパーに上がるには、中途半端な気持ちでは上がれないので、そんなところでしのぎを削ってきた仲間と競い合えるのが、うれしいなと思います。
13
藤巻耕太
GASGAS TRIAL TEAM
練習の時点で、明らかに走れていないので、楽しみという以前なんですけど、がんばっていくしかないですね。単発は上がらないし、セクションの練習をすれば時間も足りないし、つまり出られないと。あしたは、ひとつでも多く、セクションを走破したいと思います。なんとかして、登らないとね。
14
野本佳章
MOTO VIENTO
スーパークラス、楽しみですね。スペシャルステージもありますし。スーパーを走るのは、昔から憧れでした。いつかはやってやるぞと思ってました。セクションに対する不安とかも、あんまりないですね。大会となったら走るしかないじゃないですか。大きな声ではいえませんが、ちょっと見てろよという感じはあります。いやちょっとですけど。晶夫くんとか柴田くんは同期でずっとやっていたんで、彼らに勝つのはまだむずかしいかもしれないけど、でも気持ちの上では負ける気はないです。
15
宮崎航
WISE BETA RACING
正直、走れるかどうか不安があります。練習も、サポートをお願いできるときにはきつい練習をしてきたんですけど、常にそういう練習ができているわけではないので、今回はあたってみるという感じではあります。ただ、A級の時のような、成績を出さなければいけないというプレッシャーみたいなものはないので、そういう気が楽なところが、いい方向に出ればいいと思います。
世界戦もてぎチケット販売開始
2010年のSPEA FIM世界選手権日本大会のチケットの販売が開始されている。
3月6日(土)から販売開始されているもので、今年は、学生・ファミリー・友達同士の場合は、さらにお得な設定となっている。
学割だと2日間有効で2,000円。4名グループだと、同じく2日間有効でひとりあたり3,400円(4名で13,600円)とお得になっている。
通常の前売り観戦券は2日間有効で4,000円。当日券は1日のみ有効で5,000円となっている。
昨年好評だったプレミアム観賞パックも、今年も発売される他、快適観戦パックもある。
<Posted in 10.03.08(
10.03.08 Mod.)>
トライアルに初登場した学割は、前売り観戦の50%引き。当日、入場ゲートで学生証の提示が必要なのでご注意のこと(学生証を忘れると、差額を徴収されることになる)。
グループでの割引も、今回初登場したチケット。3人集まれば10%引き、4人集まれば15%引き。みんなででかけて、お得に楽しく観戦してほしいというもてぎの思いやりが込められている。
この他、大会翌日の月曜日には、昨年も開催された「Hondaトライアルミーティング(仮称)」が開催。トライアルライダー向けのスクールが開催予定だ。
■チケット概要■
●プレミアム観戦パック※限定80席 14,000円
【特典】・2日通し券・VIPスイートへの入場・公式プログラム・指定駐車券(P7)・ブリックヤード利用券(1,000円分)・ボデウムエリア最前列への入場・人気セクション(5セクション)の最前列特設観戦エリアへの入場
※販売窓口は、ツインリンクもてぎチケットセンター(窓口・電話での通信販売)およびMOBILITY STATIONのみ。3歳以上共通
●快適観戦パック※限定50席 大人8,000円/子ども2,500円
【特典】・2日通し券・VIPスイートへの入場・駐車券(大人券のみ)・人気セクション(3セクション)の最前列特設観戦エリアへの入場
※販売窓口は、ツインリンクもてぎチケットセンター(窓口・電話での通信販売)およびMOBILITY STATIONのみ。子どもは3歳〜中学生
●前売観戦券※限定1,500席 大人4,000円/子ども500円/ファミリー9,000円
※ファミリーチケットは車1台分の駐車料金、大人2名と、残りの乗車定員人数までの中学生以下の方に有効なお得チケット(普通車に限る。大型バス、マイクロバス、キャンピングカー、徒歩、バイク、自転車での入場は対象外。2.5m×5mのエリア区画内におさまるキャンピングカーは利用可能)
※Honda応援グッズが付き「Honda応援スペシャルチケット」をセブンイレブン限定で販売(グッズは大人のみへのお渡し)・学割・グループ割は対象外
●学割(2日間有効) 2,000円
高校生以上の学生向け学割チケット
※中学生以下の学生は子ども券にて観戦
※販売窓口は、ツインリンクもてぎチケットセンター(窓口・電話での通信販売)、MOBILITY STATIONおよび各種プレイガイド、コンビニエンスストアのみ
※レース当日、入場ゲートにて学生証をご提示。学生証の提示のない場合は2,000円の追加料金が発生
●グループ割(2日間有効)
みんなで観戦するとお得なグループ割
グループ割3(大人3名・10%引き) 10,800円
グループ割4(大人4名・15%引き) 13,600円
※販売窓口は、ツインリンクもてぎチケットセンター(窓口・電話での通信販売)、MOBILITY STATIONおよび各種プレイガイド、コンビニエンスストアのみ
●前売駐車券(2日間有効) 1,000円
4輪・バス
※前売観戦券をお持ちの方は、2輪の駐車料は無料
●当日券
当日観戦券 大人5,000円/子ども500円
当日駐車券 4輪・バス2,000円/2輪500円
■チケットのお求め
●ツインリンクもてぎチケットセンター(窓口販売)
3月6日(土)10:00〜6月4日(金)17:00まで
(営業時間:3月 平日10:00〜16:00 土日祝10:00〜16:30/4〜6月 平日9:30〜17:00 土日祝9:30〜17:30)
●ツインリンクもてぎチケットセンター(電話販売)
0285-64-0080 3月6日(土)10:00〜5月30日(日)17:30まで
(営業時間:3月 平日10:00〜16:00 土日祝10:00〜16:30 / 4〜5月 平日9:30〜17:00 土日祝9:30〜17:30)
●MOBILITY STATION(オンラインショップ・24時間受付)
PC http://mls.mobilityland.co.jp
モバイル http://mls.mobilityland.co.jp/mobile
3月6日(土)10:00〜5月30日(日)24:00まで
6月4日(金)まで販売
※販売窓口によって販売期間、および取扱商品が異なる場合がございます。
●チケットぴあ●CNプレイガイド●ローソンチケット●e+(イープラス)●UFJチケットサービス(UFJカード会員専用)●Hondaウエルカムプラザ青山●道の駅もてぎ(栃木県茂木町)●STEP-1(栃木県茂木町)●かましんもぴあ店(栃木県茂木町)●道の駅はが(栃木県芳賀町)●鈴鹿サーキットレースチケットセンター●セブンイレブン●ファミリーマート●ローソン●サークルK●サンクス●am/pm
※am/pmでは、一部取り扱いのない店舗あり。
■チケットに関する問い合わせ・・・ツインリンクもてぎチケットセンター 0285-64-0080
全日本九州会場変更
阿蘇で開催が予定されていた全日本九州大会は、会場が変更になった。
新しい会場は熊本県葦北郡芦北町大字小田浦にある
小田浦和田山タナカ森林農場(コダノウラ ワダヤマ タナカシンリンノウジョウ)
九州モーターサイクルスポーツ協会
〒812-0004福岡市博多区榎田2-2-19榎田ビル2号室
九州二輪車協会内
電話092-473-2616/FAX092-415-4559
<Posted in 10.02.26(
10.03.05 Mod.)>
今回の九州大会では、全日本選手権の試合形態についてよりよいシステムを模索する流れをくんで、従来の九州大会とは異なるタイムスケジュールなどが採用されることになっている。
現在検討されているのは、予選・決勝で勝敗が決まる方式(IBクラスは通常の競技形式にてIAクラスのスタート前に競技を終了する)。詳細は正式な発表とともにまたお知らせします。
八代海に面した新しい会場での新しい競技形態。どのようなトライアルになるのか、ちょっと楽しみ。
☆会場案内は、こちら。
☆MFJのサイトには、周辺の宿泊案内も掲示されている。宿泊費が安いところが多いのにびっくり。
公認車両のその後

ひところ、MFJの公認車両問題がひとしきり盛り上がった。これは、MFJの公認大会に出場する場合は、MFJの公認車両でなければいけないという規則に準じたものだった。
これに対して、昨年後半からの意見交換などを経て、2010年1月1日から公認車両については新しい規則で運用がされている。これについて、MFJサイトを参照にしながら、ちょっとおさらいしてみました。
<Posted in 10.02.17(
10.03.05 Mod.)>
最初に誤解があるのは、公認車両でなければ参加ができないのは、国内A級と国内B級の2カテゴリーのみ。エンジョイ会員証で参加ができるビギナークラスなどはこの範疇ではないし、国際級のクラスは公認車両に関わらず、車両規則に則っていれば参加が可能だ。
2010年1月1日に改正されたトライアルの公認車両規則は、大きくまとめて2ヶ所について変化がある。
ひとつは「エンジン打刻とフレーム打刻が同じならば同じ車両と見なす」という点。もうひとつは「新規公認の場合は10年間の公認が認められ、その後継続は5年となる」という点だ。
従来の規則では、年式によって車両は異なるものという解釈があった。なのでメーカーやインポーターはモデルチェンジがなくても、マシンが生産されている限り、毎年MFJへの公認申請をしなければいけなかった。公認費用の問題もあり、また手続き上の問題もあり、現存するすべての車両が公認車両となっていないのは、こういう背景があった。
公認車両のリストは、MFJの競技規則書にも記載があるが、最新のものはMFJの公式サイト(mfj.or.jp)でPDFファイルを閲覧できる(http://www.mfj.or.jp/user/contents/motor_sports_info/authorized/kounin_sharyo01.html)。現在仮にリストにない車両があった場合も、更新の申請中ということもあるので、自分のマシンに問題がある場合は、自分のマシンのフレーム打刻とエンジン打刻を確認した上で、MFJに問い合わせるのがよいと思われる。
もともと公認車両の規則は、もう以前からあったもので、去年になって突然に公認車両問題となって現れたのは、公認大会で公認車両であるかどうかのチェックを厳密に行っていなかったという事情があった。これをルール通りに行ったところ、公認大会に参加できないNA、NBのライダーが出てきてしまった、というのが発端だった。規則がある以上は規則に則って運営するのは道理だし(以前の問題はさておき)参加ができないのは(少なくともその時点では)いたしかたないことだった。
しかし、すでに販売を終了して何年も経つマシンに対して、ユーロ高と不景気で売れ行き不振にあえぐインポーターが公認車両の申請をし続けるというのも、経済的にむずかしいところがあり、さりとてMFJ本部も、ロードレースやモトクロスでおこなっている公認車両制度を、トライアルだけ撤廃するということもできないので、今回の改正案が落とし所となったわけだ。
公認のリストに載っていない車両がMFJの公認大会(もう一度書くが、IA,IBは除外。適用になるのはNB、NAのみ)に参加できない点は従来通りだが、より多くのマシンが引き続き公認車両として使用できるようになっているので、問題は飛躍的に解消に向かっていると思われる。
なお、2月17日現在、リストにはモンテッサのCOTA315Rと4RTが記載されていないが、これも申請が受理されている段階ということで、間もなくリストに加わるのでご安心を、ということだ。
*追記:2月17日づけで、モンテッサCOTA315Rと4RTの公認の継続が、MFJのWEBサイトに記載された。